使用中のピル ヤーズフレックス
こんにちは、チョコあいす( imo_female_573 )です。
-
ピルユーザーになったきっかけ
ピルユーザーとなった1年を振り返って こんにちは、チョコあいす( imo_female_573 )です。 ピルユーザーになってそろそろ1年になります。 振り返り ...
こちらの続きです。
今まで2種類ほど試して、今は2017年4月に発売されたヤーズフレックス(バイエル薬品株式会社)を飲んでいます。
-
https://whc.bayer.jp/ja/yazflex/
whc.bayer.jp
インターネットで「ヤーズとヤーズフレックスは内容的には同じ」という情報を見たものの、どこまで同じなのかわからない。
実際に半年ほど使用してみたのでレビューします。
この記事は個人的な感想で、ホルモン剤の使用を推奨するものではありません。
医薬品――薬なので、服薬しなくていいならしない方がいい。
現状に不満がない方が、ホルモン剤という薬を服用する必要はないと考えています。
- 医師からピルの正しい使用方法を聞いている
- ヤーズが体にあっている
という前提で、お読みください。
ヤーズとの違い
1錠に含まれるホルモン量と種類に違いはありません。
インターネットで見かける「内容的に同じ」というのは、言葉通りの意味でした。
違うのは1シート(28錠)内にプラセボ=偽薬が4錠あるかどうかです。
ホルモン入り | 偽薬 | |
ヤーズ | 24 | 4 |
ヤーズフレックス | 28 | 0 |
価格
1シート単位でみるとヤーズの方が安いです。
ヤーズフレックスは28錠全てホルモン剤なので、1錠単位だとヤーズフレックスの方が安いことになります。
ヤーズフレックスの売り
最長120日連続服薬が可能というもの。
今まで1年約12回あった消退出血を最大約3回まで減らすことができます。
消退出血の回数が減るということは、PMSや生理痛といった負担を減らすことができる――ということです。
1回の処方箋で最大3シートなので 28*3=84日。
再診察で処方してもらった1シートを追加して 28*4=112日。
キリが悪いといえば悪いですね(´・‸・`)
ピルを変更するときに医師から言われたのが「120日連続服薬は難しい」ということでした。
「120日と謳っているのに難しいとはどういうこと?」という方もいると思います。
これはピルの仕組みがわかると理解できると思います。
こちらのサイトの図がわかりやすかったです。
余談 消退出血の期間
初めてのピルはヤーズ配合錠(バイエル薬品株式会社)でしたが、消退出血がなかなか終わらないのが不満でした。
医師によると「ホルモン量が少ないから出血を抑えられないのかも」と言われ、少しだけホルモン剤が多いルナベル配合錠LD(ノーベルファーマ株式会社)に変更しました。
ルナベルは休薬期間が7日間で、約3日目に出血、4~5日と休薬期間が終わる頃に消退出血もしっかり終わっていました。
他の副作用が出てしまったのでヤーズフレックスに変更した経緯があります。
これを元に推測してみる
医師から、こうも話されました。
「消退出血を長期間止めているから、実際に消退出血が起こった時は量も多いかもしれないし、期間が長くなるかもしれない」
私は医者でも薬剤師でも看護師でもないので想像でしかないのですが、
どうしても子宮内膜は厚くなってしまうのではないか?ということです。
超低用量ピルが出血を抑える力が弱く、子宮内膜の厚さがピルの黄体ホルモンを上回ったとき――ある日突然出血が起こるのではないか。
公式サイトには「子宮内膜の肥厚を抑える」とありますが……私たちも生きているのですからそりゃそうですね。
最初の突然の出血はおりものに血が混じっているぐらいです。
ヤーズフレックスのルールで「服薬開始から25日以降に3日以上連続で出血(おりもの含む)が続いた場合、翌日から休薬期間とする」とあるので、この状態を考慮したのだと思います。
シールは取っておく
突然の出血に備え、カレンダーシールは捨てないでくださいね!
「3日以上連続で出血が続いた場合、翌日から休薬期間」というルールですが、この3日間は普通にホルモン剤を飲んでいます。
休薬期間を挟むとどうしても曜日がずれてしまうんですね。
以下の表は、月曜日に連続服用を飲み始めた(シートの1錠目)場合を想定して作ったものです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
飲み始め | ||||||
出血 | 出血 | 出血 この日までピルを飲んでいる | 休薬期間1日目 | → | ||
→ | 休薬期間最終日 | ピル再開 |
スマートフォンのアプリでも管理しているのですが、このシールで二度確認(服薬する曜日がシールとずれていないか)して飲み忘れを防げていたのでとても困りました。
これはどのピルでもいえることですが、スマートフォンがあるようならアプリ管理をお勧めします。
おかげで飲み忘れが一度もありません。
一度だけ偶然寝てしまい4時間ほどオーバーしたこともありますが、それ以外は早くて30分・遅くとも1~2時間以内には必ず服用できています。
まとめ
消退出血の回数を減らすことはできそうですが、最長120日までというのは現実的ではなさそうです。
1錠あたりの単価を下げたい、1ヶ月に1回消退出血がある方が安心できる――など、ピルの選べる幅が広がったのは喜ばしいですね。
輸入ピル
Twitterでもよく見かけるのですが、個人輸入でピルを購入することはお勧めしません。
特に初めてピルを使用する方は止めた方がいいです。
本来血液検査やガン検診を受けながら飲むもので、検査を省くということは血栓症の予防や見極めができないということです。
体内で少しずつ進行して体に現れるような危機的状況だったとしても、自己責任という言葉で片付けられてしまいます。
強い言葉でお許しください。
それなりに調べて薬の副作用を知っていても、検査をしない道を選んだのなら
あなたに同情したり味方する人はいない(もしくは限りなく少ない)ということです。
個人輸入のピルが本物かどうかという保証はありません。
偽物ならまだいいのかも……いや、よくないな。
業種は違うのですが、海外の場合は特にきちんとした品質管理がされているかどうか確認のしようがないのです。
下手したら適当な成分が混ぜられていたり、毒物が入っている場合もあり得ます。
国内でもこのような事件が起こっていますから「国内だから大丈夫」とも言えません。
サプリメントもそうですが、経口摂取するものはリスクは付きまとうことは覚えておいてください。